当研究室の本園千尋准教授は、2023年6月-9月の期間イギリス ウェールズにあるCardiff大学で国際共同研究を行っています。
さて、次は本園准教授からのCardiffレポートです!
※引き続き更新します!乞うご期待!
Cardiff大学(ウェールズ、英国)での国際共同研究
熊本大学 ヒトレトロウイルス学共同研究センター
准教授 本園 千尋
文部科学研究費 国際共同研究強化(A)に採択して頂き、新型コロナウイルスに対するT細胞応答の研究(基盤B採択課題)をさらに発展させるため、Cardiff大学(ウェールズ、英国)のProf. Andy Sewellのラボで研究をしています(2023年6月-9月)。Andyのラボは、2022、2023年にウイルス、がんに対するT細胞応答の研究をCell誌に発表しているように、T細胞の研究では世界トップクラスです。
私はAndyのラボに約10年前にポスドク(研究員)として2年間滞在していたことがあり、それ以降もAndyとは継続して国際共同研究を継続しています。メンバーはほとんど入れ替わっていますが、活気があって充実した研究生活を送っています。Andyも「また一緒に働く事ができて嬉しい」と非常に喜んでくれていて大変有り難いです。ポスドクだった当時のことを思い返しながら、気持ちを新たに日々、研究に取り組んでいます!
Chihiro Prof. Andy Sewell
ラボがあるHenry Wellcome building 珍しいからとAndyが取ってくれた実験室での写真
実験について
フローサイトメトリーで新型コロナウイルス特異的T細胞の解析をしています。
高速液体クロマトグラフィーでTCRやペプチド・HLA複合体のタンパク質を精製しています。
その他
歓迎ラボパーティーの様子
Andyがラボパーティーを開催してくれました。Dr. Dave Cole(私の左、当時の同僚)が私がCardiffにいると聞いてOxfordからわざわざ来てくれました(感謝)!彼とは共著で2つ論文を発表しています。
自転車で大きな公園を抜けて研究室に通っています。
良い気分転換になっています。
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