タンザニア共和国ダルエスサラーム市にて6月23日-24日The 11th MUHAS Scientific Conference~Joint Session; MUHAS and Kumamoto University~を開催致しました。
上野貴将教授、Barabona研究員、松本佳穂研究員、Chatherine Mtali(博士課程1年)、尾田悠(医学科3年)、元村調整係一行は6月17日にタンザニア入りしました。
南半球に位置するタンザニアでは、
訪れた時期は冬でちょうど日本の夏と同じくらいの気温ですが、からっとしていてとても過ごしやすかったです。
アフリカのシンボルであるバオバブは想像以上の迫力でした。
これを見てアフリカの大地に足を踏み入れた実感が湧きました。
また、人々の元気の良さに圧倒されさらにアフリカのパワーを感じました。
熊本大学タンザニアオフィスのあるムヒンビリ健康科学大学では、熊本大学卒業生やインターンシップに参加した学生などから大きな歓迎を受け熊本大学とムヒンビリ健康科学大学の繋がりの深さを改めて感じました。
上野研究室の卒業生Dr. Doreen博士のオフィスを訪問。
ムヒンビリ健康科学大学副学長Kamuhabwa博士のオフィスを訪問。
在タンザニアJICAの職員との会談。
The 11th MUHAS Scientific Conference会場の様子
会場では熊本大学のPVが放映されていました。
仲摩くん、李くん(上野研)
Bago(上野研)
Joint Session; MUHAS and Kumamoto Universityでは
ムヒンビリから熊大卒業生のDoreen Kamori博士、インターンシップで来日したTosi、同じくLillianが発表しました。
Dr.Doreen
Tosi
Lillian
熊本大学からは松本研究員、Barabona研究員、Catharine(博士課程1年)が発表しました。
松本佳穂研究員
Catharine(博士課程1年)
Barabona研究員
Closing Remarksは当研究室代表の上野教授が行いました。
~参加者の松本研究員からの所感~
シンポジウムは4つの部屋を使って同時進行で行われ、HIV、コロナ、結核などの感染症研究の他、ヘルスケアや公衆衛生に関するセッションもありました。
日本に居ると学会などでも滅多に聞かない「SDGs」への取り組みも多く、発表者だけでなく発表を聞いている人達のSDGsへの基本的な知識量も豊富でdiscussionが多岐に渡り、日本との意識の違いを感じました。
統計解析を用いたドライの研究が多く、限られた実験環境の中でどのようにして研究を進め、まとめるのかを知るとともに、熊本大学とMUHASの連携がどれほど研究的意義を持つか、実際に現地に行って分かりました。
発表の様子はこちらでも視聴できます↓
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